2016年11月08日

口の悪いジイサン

(2013.11.08 投稿)
 今、A草のS劇跡はどうなっているのでしょうか。
 S劇は、現在では一般公開できない、ソフト化もできない希少映画二本立てが安い木戸銭で観られたものでした。フィルムに残る昭和30年代の古い町並みなど、今なら文化的価値も少なからずあると思います。ただ、私がS劇に通っていた当時は文化的価値よりも他のこと(?)に夢中でしたが。(笑)

 さて、「現在では一般公開できない」とはどういうことでしょうか。私が観た映画を例に挙げると、小林〇樹主演の『裸〇大将〇浪記』(1958年公開)などです。現代は差別用語とされるセリフが劇中にバンバン出て来ます。主人公の山〇清が運び込まれた精神病院のシーンでは患者の叫びや挙動を「笑い」として捉えていて、映画が作られた頃の日本人の民度がうかがわれます。当時は人権意識が希薄だったのでしょう。しかし、それでもS劇の館内にはゲラゲラ笑って観ている人が大勢いました。観客のほとんどは高齢ですから、言葉の変化・差別基準の変化について行けないのかもしれません。
聴こえません.jpg
 で、ジイサンも口がそうとう悪い。私がジイサンの前を通っていて、うっかり足をぶつけたときなど、「亀さんはいつもそうだ。め〇らじゃあるまいし!」と怒っていました。私にそのような言葉づかいするのは一向に構わないし気にもならないのですが、訪問入浴のときは困ります。
 何度もスタッフの言ったことが聞き取れずにいたジイサンが詫びました。
「すまん。儂、〇んぼだから」
 それを軽〜く聞き流してくれたスタッフたちです。
posted by 亀太郎 at 04:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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